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2008年5月 7日

ラ・フォル・ジュルネ 2008

GWの恒例イベント。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン
「熱狂の日」音楽祭2008
~シューベルトとウィーン~
5/2-5/6 東京国際フォーラム(全館)

5/6(火)
09:45-10:30 ホールB5 ※1
11:40-12:00 地上広場(無料) ラファエル・セヴェール(Cl)
12:15-13:05 ホールA ※2
13:10-13:30 地上広場(無料) 三浦永美子(Pf)
14:30-15:15 ホールA ※3
15:30-15:50 展示ホール1(無料) 尾原勝吉記念オーケストラ 高橋隆元(指揮)
シューベルト:交響曲第7番「未完成」

GW最終日。

朝から1日中コンサート。
正に熱狂の日。

ラフォルジュルネ2008
※1
イェウン・チェ(Vn)
プラメナ・マンゴーヴァ(Pf)

シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲ハ長調D934
シューベルト:二重奏曲イ長調D574

ホールB5は定員250人。
室内楽用のホール。

室内楽のこの距離感がいい。

自分の中で本日のメインが朝一番のこのコンサート。

マンゴーヴァのピアノが最高。
貫禄の表現で、音にも余裕がある。
抜群の安定感。

難解なフレーズをさらっと弾くところが素晴らしい。

イェウン・チェは前半多少の緊張感を感じたが、ミスにも全く動じないところがさすがプロ。

髪をしきりにかき上げる仕草が気になってしまった。。
アジアンビューティーならではな表現力?
音色にしなやかで力強い印象を受けた。

あっという間の濃厚な時間に大満足。

ラフォルジュルネ2008

ホールAは定員5004人の大ホール。

※2
東京都交響楽団 小泉和裕(指揮)
シューベルト:交響曲第8番ハ長調D944「グレイト」

丁寧にまとまった印象。
一言で言うとうまかった。

落ち着いてシューベルトの名曲を堪能。

しかし、、やはりグレイトはちょっと長い。

※3
小山実稚恵(Pf)、フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団、クワメ・ライアン(指揮) 
ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調作品58

難解な箇所も酔うようにさらっと弾いてしまう小山実稚恵さんはさすが。

ウェーバーもベートーヴェンも華やかなメロディーが気持ちよかった。

疲れが出る時間帯で、、朝から1日のお祭り疲れと連休最終日疲れで若干ウトウト。。

ホールの美しい音楽とウトウト。
失礼ながらかなり贅沢なひと時。

ラフォルジュルネ2008

地上広場(無料)

都会の喧騒の中で生の音楽が楽しめる。

目の前に楽器があるのにスピーカーから音が聞こえてくるのには違和感があった。

足を止めて気軽に音楽を楽しめるのがいい。
音楽のお祭りならではな試み。

ラフォルジュルネ2008

展示ホール1(無料)

シューベルトの「未完成」が無料で楽しめる。

さすがお祭り。


来年は「バッハ」。

無伴奏ヴァイオリンや無伴奏チェロの奏者の聴き比べ。
神々しいピアノの旋律を堪能。

などなど、今から楽しみ。

2007年6月11日

ツィマーマン:ラフマニノフ ピアノ協奏曲第1番・第2番


ラフマニノフ ピアノ協奏曲といえばこれ。

ツィマーマンと小澤征爾の超名盤。

エモーショナルで美しい演奏が印象的で、心の奥まで響いてくる。

第2番の冒頭から一気に彼らの世界に引き込まれる。

ラフマニノフのピアノ協奏曲の初めの1枚にするなら是非おすすめしたい。

無理に全集を買う必要は無いし、全集1枚で済ませてしまうのは惜しい。

第1番はこれ、第2番はこれ、、と自分のベスト盤を探すのもまた楽しい。

2007年4月 9日

ステファン・ハフ:ラフマニノフ ピアノ協奏曲全集

ステファン・ハフによるラフマニノフ ピアノ協奏曲全集 SACDハイブリッド盤。
ピアノ協奏曲第1番~第4番はライヴ録音。

一般的な演奏とは一味違う。

とてもテンポが速く、テクニックも素晴らしい。
印象を一言でいうとクール。

逆に言うと、重厚さや、熱くエモーショナルな演奏を好む人は違和感を感じるかもしれない。

好みが別れる1枚かもしれないが、あまりにも有名なラフマニノフ ピアノ協奏曲の中で、クールな個性で魅了してくれるのは本盤くらいしかないと思う。

そもそもこの曲は、どの演奏も重厚なものが多い。

2007年4月 3日

ラファウ・ブレハッチⅠ・Ⅱ

2005年ショパンコンクールの優勝者ラファウ・ブレハッチ。

2005年は、2位「該当者なし」だったので、ブレハッチの素晴らしさが際立ったのだろう。

そのブレハッチによるショパンコンクールのライブCD。

全体的に、繊細で気品のある音色を聴かせてくれる。

力強さや迫力、テクニックで魅せるタイプではないが、決して弱弱しいわけではない。

力強さの中に気品と美しさがあるので、最終的に力強いという印象が弱まるのかもしれない。

演奏に個人的な好みというのはどうしてもあると思うが、ブレハッチの演奏は万人が受け入れやすく、ショパンの魅力を純粋に伝えてくれる。

1985年優勝者 ブーニン 「衝撃のショパンコンクール
1990年優勝者 該当者なし
1995年優勝者 該当者なし
2000年優勝者 ユンディ・リー 「ショパン・リサイタル
2005年優勝者 ブレハッチ

この3人のショパンを聴き比べるのも面白い。

2007年1月12日

ルービンシュタイン:ショパン全集

20世紀の巨匠、ルービンシュタイン。

偉大なるピアニストであり、ショパン弾きとしても有名な彼のショパン全集。

世の中にはショパン全集がたくさん出ており、さらにルービンシュタインのショパン全集にも複数の製品がある。

その中で選らんだのがこれ。

Amazonでは在庫がないようなので、HMVのリンクを貼っておく。

http://www.hmv.co.jp/Product/detail.asp?sku=66223

淡々と弾いているようで、決して淡白な演奏ではなく、真似のできない深い味わいがある。
さすがとしかいえない。

CD10枚でこの値段は高くないと思う。
(買った当時で5978円)

ただし、全集のくせにエチュードが入っていない!

ルービンシュタインはどういう意図で外したのか。
レコード会社の問題か?!

それでも満足できる演奏がここにはある。

ショパン全集が欲しいと思っている方はご参考までに。

2006年9月 8日

ホロヴィッツ:アーティスト・オブ・ザ・センチュリー~世紀の名演奏家1

ホロヴィッツのベストアルバム。
CD2枚組みでお買い得。

曲はショパン、スカルラッティ、リストなど盛りだくさん。

ホロヴィッツを初めて聴くとまず驚くのが、激しく破壊的な爆音。
音が割れ、スピーカーの悲痛な声が聴こえる。(一部の曲だけかな)

それでいて演奏は破綻せず、華麗で繊細さも同時に兼ね備えているのがなんとも不思議。

素晴らしい技巧と表現力だと思う。

観客の度肝を抜いてやろうという彼の心意気を感じる。
自分も、まんまと度肝を抜かれた。

2006年8月12日

ヒラリー・ハーン:エルガー ヴァイオリン協奏曲

ヒラリー・ハーンのアルバムだが、冒頭からのオーケストラも素晴らしい。
まずこの最初の数分でエルガーの世界に惹きこまれる。

そしてしばらくしてからヒラリー・ハーンのヴァイオリンが登場するのだが、そこからが本当の始まり。
ハーンらしい艶やかな音色と華麗なテクニックに魅了される。

クラシックというジャンルの美しさを存分に堪能できる1枚。

2006年6月20日

Gary・Cooper、Rachel・Podger:Mozart Complete Sonatas for Keyboard & Violin, Vol. 1,2,3 [Hybrid SACD]



非常に明るくて元気のある音が印象的。
録音レベルも高く、高温の伸びを綺麗に聴かせてくれる。

モーツァルトの軽快で楽しい雰囲気がよく伝わってくる。

ヴァイオリンの高音が心地よいという一方で、少しヴァイオリンの主張が強いと思う人もいるかもしれない。

個人的にはモーツァルトらしさが存分に出ていてお気に入り。

どうやらポッジャーは、1739年ジェノヴァのペザリニウス製のヴァイオリンを使用している模様。

2006年6月 2日

内田光子:ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第30番&第31番&第32番

ベートーヴェンのピアノソノタということで、激しさと優美さ(生と死)がうまく表現されている。

30番、31番、32番と、3曲全体をマクロで捉えると非常にメリハリがあって彼女の方向性、主題がみてとれる。

各曲をミクロで見ても、楽章や主題に応じて非常にメリハリをつけている。

特に31番は繊細で優美、32番のアレグロ・コン・ブリオは、激しい主題がこれでもかと言わんばかりに表現されている。

ベートヴェンと内田光子の世界が堪能できる、聴き応えのある1枚。

2006年5月17日

百万ドルトリオ:ベートーヴェン ピアノ三重奏曲第7番 「大公」他

ピアノ:ルービンシュタイン
ヴァイオリン:ハイフェッツ
チェロ:フォイアマン
20世紀の巨匠たちが一堂に会した歴史的名盤。

村上春樹の小説「海辺のカフカ」に登場するので、小説を読んで思わず購入した人も多いはず。

音源が古いので、録音状態はいいとは言えない。
それでも、フランスの宮廷に居るような優美なメロディーに心癒されるだろう。

巨匠たちの本当の素晴らしさを感じるには、やはり個別にCDを聞くことをおすすめしたい。
・ハイフェッツの名盤

個性的な者同士が集まって、全体として常に最高のパフォーマンスが生まれるわけではないので。
サッカーや野球の某チームがいい例かも。

2006年4月21日

ヒラリー・ハーン、ナタリー・シュウ:モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ第32・25・28・42番

ヒラリーハーンのヴァイオリンは高音の伸び、ビブラートが美しい。
とても艶っぽくて深みを感じる。

ヴァイオリンの主張はとても自然で、ピアノが少し譲っているせいかほどよいバランスを保っている。

CDジャケットでは2人が自然な笑顔で歩いているが、やはり相性がいいのだろう。

2006年4月17日

Royal Concertgebouw Orchestra:Stravinsky Petrushka、Rachmaninoff Symphonic Dances, Op. 45

ペトルーシュカも交響的舞曲も個人的に好きな曲。

SACDということで録音の状態がとても良く、ホールの雰囲気や音の響きが気持ちいい。

演奏のレベルも高い。

各楽器の音がクリアでロシア独特の雰囲気を感じることができる。

2006年4月 9日

ユンディ・リ:ショパン・リサイタル

5年に1度のピアノの祭典、2000年ショパンコンクールで1位。
ブーニン以来15年振りの快挙である。

というのも、1995年、1990年は1位該当者無しという結果で、とても厳しくて権威のあるコンクールなのである。


テクニカルで正確な演奏は、正にパーフェクト。

優勝は納得できる結果だ。

ただ、一聴したときの衝撃度の観点で比較すると、ブーニンの方がインパクトがあり強い印象を受けた。
これは好みが分かれるところでもあると思う。

ユンディ・リは完璧でミスタッチも無いが、それが逆に機械的な印象。
ミスタッチを恐れず豪快に演奏した当時のブーニンの方が、人間味を感じてしまう。。

とはいえ、どちらも素晴らしい演奏には変わりない。

2006年4月 3日

ジョセフ・リン~魂のシャコンヌ

透明感があり、とても録音のレベルが高い。
余計な音は何も無い。

そして、演奏時の空気の音が伝わってくる。

ここまで雰囲気が出せるのは素晴らしい。

ジョセフ・リンの演奏ももちろん良い。
お手本のようでクセが無く聴きやすいと思う。
クセが無いといっても、淡々と弾いているわけではなく、彼の「魂」の演奏が伝わってくる。
「魂のシャコンヌ」とはよくいったものだ。

表現力豊かで感情的だが、表現が不自然ではないところが好感できる。

選曲のセンスもgood。

2006年2月 5日

ハイフェッツ:バッハ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)

一度聴けば、「男」ハイフェッツに誰もが圧倒される名盤。

卓越したテクニックは超個性的で他を寄せ付けない。

この演奏だけは真似できない。

鋭く冷たく疾走するナイフのような弓捌き。

凄いの一言。

2006年1月10日

Fischer : J.S. Bach Sonatas and Partitas for Solo Violin, BWV 1001-1006 [Hybrid SACD]

全体的にゆったりと丁寧な演奏で心地よい。

音のやさしい響きが印象的で、高音の伸びや録音の残響感に包まれる感じ。
コンサートホールの臨場感が伝わってくる。

やさしい音が好みの人なら、バッハの無伴奏の中でもかなり一押し。

2005年12月22日

ブーニン:衝撃のショパンコンクール

タイトル通り、自分にとって一番衝撃だったCD。

クラシックなんて誰が演奏してもあまり変わらない。。なんて考えはこのCDで払拭すると思う。

ミスタッチを恐れない豪快な演奏は、クラシックとは思えない迫力で、聴く者に強烈な印象を与える。

これだけ個性的な演奏は他ではなかなか聞くことができないと思う。

好みの問題はあるにしても、男なら一度は真似してみたい。

2005年12月 2日

鈴木秀美:バッハ 無伴奏チェロ組曲(全曲)

全体的にテンポはゆったりとしていて、落ち着いた演奏。

録音のレベルが高いため、淡々とした中にも彼の息遣いやエモーショナルな雰囲気が伝わってくる。

エーゲ海を臨む白い家や、アルプスの山小屋で聴きたくなるような、しなやかで豊かな音の表情が素晴らしい余韻を与えてくれる。

それは、バッハの曲の影響も大きいかもしれない。。

2005年11月10日

ワイセンベルク:ドビュッシー ピアノ名曲集

ドビュッシーのピアノ名曲集。
特にベルガマスク組曲が最高。

ワイセンベルクは、とても滑らかでクリアな演奏。

流れるようなメロディーは美しくて心が癒される。
特にピアニッシモの表現がいい。

ただ、曲によってはちょっとスピード感があって速すぎなぁと感じる部分もある。

こんなに速く弾けるなら自分も弾いてみたいものだ。

2005年10月25日

アルゲリッチ、プレトニョフ:プロコフィエフ 組曲シンデレラ

アルゲリッチとプレトニョフによる豪華共演。

それだけでも聴いてみたくなるが、曲の内容もなかなか。
シンデレラのストーリーをピアノだけで奏でる表現力が素晴らしい。

ピアノ2台による編曲とはいえ、ピアノだけでオーケストラ並みの迫力と細かい情景が伝わってくる。

ピアノの魅力がさらに高まる、おすすめの1枚。

2005年9月23日

内田光子:モーツァルト ヴァイオリンソナタ第27番・第28番・第33番・第42番

ピアノとヴァイオリンがお互い激しく主張せず、自然で落ち着いた演奏が心地よい。

ピアニスト内田光子さんのアルバムだけに、ピアノにヴァイオリンがもっと従属するのかと思ったが、ピアノが主導的だった印象はそれほど強くない。

かといって、ピアノが弱かったわけではなく、きちんとヴァイオリンを牽引している。

2人のバランス、緊張感が絶妙。

とてもやさしくて繊細な音色を聴かせてくれる。

2005年7月29日

アルゲリッチ、クレーメル、バシュメット、マイスキー:ブラームス ピアノ4重奏曲第1番

室内楽の傑作。
アルゲリッチ、クレーメル、バシュメット、マイスキーによる夢のカルテット。

非常に音場豊かで鮮やかな音を聴かせてくれる。

それぞれの奏者が個性を出しながらも、主張し過ぎずにうまく調和している。
そのため、4つの楽器の音がそれぞれ綺麗に聴き取れる。

全体の雰囲気も技巧的な表現も素晴らしい。

2004年10月13日

グスタフ・レオンハルト:3台の歴史的チェンバロの魅力

ドイツ、ゲルマン博物館が所蔵している17~18世紀のイタリア、フランドル、ドイツで製作されたチェンバロによる演奏。

歴史ある重厚な音楽が奏でられる。

それぞれ個性を持った3台の楽器を聴き比べることができるので非常に価値ある内容である。

ヨーロッパの歴史の中にタイムスリップするような、古の魅力が満載。