金沢の旅の後半。
石川県西田幾多郎記念哲学館へ。
金沢駅から宇野気駅まで、電車で30分程移動する。
時間帯によっては1時間半以上電車が来ないので、時刻表の事前確認が必須。
旅の写真galleryはこちら
http://www.icecraft.net/kanazawa.html

宇野気駅前の様子。
平坦で何もない。
地図も無いし、案内標識も無いし、タクシーも無い。
方角だけ事前に押さえていたので、南西に向かって歩けば何とかなると思い歩き出した。

しばらく歩いていると電柱に案内標識を発見。
この標識がものすごく安心感を与えてくれた。
さらに標識通りに歩くと、遠くの小高い丘の上に立派にそびえる建物を発見。
徒歩での駅からの所要時間は約20分だった。

建物の設計は安藤忠雄。
左手前に見えるのが「空の庭」。
21世紀美術館の「タレルの部屋」に似ているが、こちらは屋根が無い。
晴れの日は青空が広がり、雨の日は雨が降り、雪の日は雪が積もる。
自然のままの空を切り取った空間。
どこか哲学的なコンセプトに合致する。

この空間はホールへと降りる階段。
コンクリートの質感と、丸みを帯びたフォルムが安藤忠雄らしい。
天井から仄かに光が降り注ぎ、美しい光の表情を見せる。
お昼のわずかな時間のみ、床まで光が届くらしい。

建物の前でパンを食べていたら集まってきた地元の子どもたち。
きちんと元気よく挨拶をしてくれたのでパンとコーヒーの容器(カマキリを入れたいらしい)をあげた。
この年代の男が珍しいのか質問攻めにされたが、素朴で心温まる会話がどこか懐かしかった。
写真を撮って送ってくれとせがまれたので、ここに写真をアップしておく。
自分と子どもたちを繋げるキーワードは"石川県西田幾多郎記念哲学館"だけなので、将来大きくなったらこの記事を見つけてコメントでも送っておくれ。
子どもたちへ夢のプレゼントになれば幸い。。