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2007年6月15日

セロニアス・モンク:ソロ・モンク+9


JAZZピアノの魅力を堪能するならソロ演奏に限る。

モンクのソロピアノ。
ボーナス曲が9曲なので「ソロ・モンク+9」。

まさにタイトルそのままだが、モンクのピアノソロがボーナス9曲を足して21曲も楽しめるかなりお徳な1枚。

彼の別のソロアルバム THELONIOUS HIMSELF と比べるととても聴きやすい。

オーソドックスなJAZZの名盤的CDなのでどんな人にもオススメできるが、THELONIOUS HIMSELF を聴いて、モンクの独特な世界を期待していたので少し物足りなさを感じた。。

同じモンクのソロでも、この2枚は好みがはっきり分かれそう。

2007年6月11日

ツィマーマン:ラフマニノフ ピアノ協奏曲第1番・第2番


ラフマニノフ ピアノ協奏曲といえばこれ。

ツィマーマンと小澤征爾の超名盤。

エモーショナルで美しい演奏が印象的で、心の奥まで響いてくる。

第2番の冒頭から一気に彼らの世界に引き込まれる。

ラフマニノフのピアノ協奏曲の初めの1枚にするなら是非おすすめしたい。

無理に全集を買う必要は無いし、全集1枚で済ませてしまうのは惜しい。

第1番はこれ、第2番はこれ、、と自分のベスト盤を探すのもまた楽しい。

2007年5月25日

STAN GETZ & BILL EVANS

Stan GetzとBill Evans。
サックスとピアノの最高峰が夢の共演。

とても貴重でお得な1枚。

2人とも有名でレベルが高いので、かなり主張し合うのかと思いきや、バランスも相性もなかなか。

両者のファンなら是非持っておきたい。

2007年5月 9日

Not Too Late

ノラの3年振り3枚目のアルバム。
本盤はDVD付きの限定盤で、曲のビデオクリップ、ライブ、インタビューなどが入っている。
通常版との値段差は500円程度なので本限定盤をおすすめする。
輸入版なのでDVD付きでも2000円台前半で安い。

このアルバムの印象はまさに限定盤のパッケージの通り、どこか不思議でダークな感じ。

前作までの明るくポップでメロディアスな印象とは若干違う。
例えるなら、日曜の朝に聴くCDから、雨の日や夜に聴くCDに変わった。

もはやJazzヴォーカルというジャンルを超えて、彼女独特の世界感を作っている。
これが個性。

どっぷり漬かるほど染みてくる。
何故かメロディーが耳から離れない。

2007年4月 9日

ステファン・ハフ:ラフマニノフ ピアノ協奏曲全集

ステファン・ハフによるラフマニノフ ピアノ協奏曲全集 SACDハイブリッド盤。
ピアノ協奏曲第1番~第4番はライヴ録音。

一般的な演奏とは一味違う。

とてもテンポが速く、テクニックも素晴らしい。
印象を一言でいうとクール。

逆に言うと、重厚さや、熱くエモーショナルな演奏を好む人は違和感を感じるかもしれない。

好みが別れる1枚かもしれないが、あまりにも有名なラフマニノフ ピアノ協奏曲の中で、クールな個性で魅了してくれるのは本盤くらいしかないと思う。

そもそもこの曲は、どの演奏も重厚なものが多い。

2007年4月 3日

ラファウ・ブレハッチⅠ・Ⅱ

2005年ショパンコンクールの優勝者ラファウ・ブレハッチ。

2005年は、2位「該当者なし」だったので、ブレハッチの素晴らしさが際立ったのだろう。

そのブレハッチによるショパンコンクールのライブCD。

全体的に、繊細で気品のある音色を聴かせてくれる。

力強さや迫力、テクニックで魅せるタイプではないが、決して弱弱しいわけではない。

力強さの中に気品と美しさがあるので、最終的に力強いという印象が弱まるのかもしれない。

演奏に個人的な好みというのはどうしてもあると思うが、ブレハッチの演奏は万人が受け入れやすく、ショパンの魅力を純粋に伝えてくれる。

1985年優勝者 ブーニン 「衝撃のショパンコンクール
1990年優勝者 該当者なし
1995年優勝者 該当者なし
2000年優勝者 ユンディ・リー 「ショパン・リサイタル
2005年優勝者 ブレハッチ

この3人のショパンを聴き比べるのも面白い。

2007年3月15日

COTTON CLUB : ERIC ALEXANDER QUARTET

またまたCOTTON CLUBへ行ってきた。

招待券をいただいたので短期間に立て続けという贅沢なJazz weekになった。

http://www.cottonclubjapan.co.jp/

前回の土曜日とは雰囲気が一変、けっこうカジュアルな印象。

平日なので仕事帰りのスーツ姿が多いと思ったが、意外にもスーツ姿はまばらだった。

・カジュアルな服装---45%
・それなりの服装-----25%
・スーツ-------------25%
・その他--------------5%

といったかんじだろうか。

自分は無難なジャケットスタイル。


今日のステージは「ERIC ALEXANDER QUARTET」エリック・アレキサンダー・カルテット

Eric Alexander(sax), David Hazeltine(p), John Webber(b), Joe Farnsworth(ds)
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アコースティック・ジャズの王道を行く
若手トップ・テナー・サックス奏者
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とのこと。

とにかくそれぞれのメンバのレベルが高い!

随所に華麗なソロパートが用意されていて、それぞれが卓越したテクニックで魅せてくれた。

とくにサックスのEric Alexanderの気迫の演奏は凄かった。
さすがといったところか。

全体の雰囲気もよく、笑顔でお互いの演奏を確認しながら、彼ら自身がLiveを楽しんでいた。
途中、「のどが渇いた。」と言って、ドラムとベースがビールを飲み始める始末。。

終始ご機嫌な調子で楽しい夜になった。

2007年3月12日

MOTION BLUE : YOSHIKO KISHINO TRIO

MOTION BLUE

MOTION BLUE YOKOHAMAに行ってきた。

http://www.motionblue.co.jp/

BLUE NOTE系だが少しカジュアルな雰囲気。
純粋なライブハウスというよりは、ライブ付きDining & Barといったかんじ。

服装はジャケットで十分。
もちろんスーツでも問題ないが、日曜の夕方のせいかスーツ姿は少なかったと思う。

客層は素敵な熟年夫婦が多かった。

いただいた食事は本格的で、評判通り美味。
(COTTON CLUBも食事はおいしいと思うが。)

・イタリア バッサーノ産ホワイトアスパラの軽いフリカッセ
・牛肉のタルタル レバノン風


今日のステージは「YOSHIKO KISHINO(p) TRIO」木住野佳子トリオ

木住野佳子(p)、西嶋 徹(b)、藤井 学(ds)

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世界を舞台に多彩な活躍を見せるピアニスト、木住野佳子。
クールかつエレガントなジャズ、ボサノヴァ、クラシックに陶酔の一夜!
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とのこと。

この日はシークレットゲストとして、サックスの「かわ島崇文」さんが登場した。
体格のいい体育会系の雰囲気漂う方。
ソプラノとテナーの両サックスを使い分けていた。

ピアノの真後ろに座ったので、鍵盤のタッチ、ペダルの踏み方、リズムの刻み方までかなり間近で見ることが出来た。(凄い。真似出来ない。)
ただし、この席ではベースとドラムはほとんど見えず。。

演奏については木住野さん本人も言っていたが、日が明るい時間に演奏するのに慣れていないらしく、若干エンジンがかかるのに時間がかかったような。

2ndの方がいいかも。

そう感じたのは選曲のジャンルに個人的な好みの問題もあったかもしれない。

トークのノリもある意味日本人ならでは。(悪い意味ではない)

もちろん演奏は素晴らしく、最終的な満足度は高い。

ミュージックチャージもそこそこなので、気軽に足を運べたらなぁ。

2007年3月11日

COTTON CLUB : JANITA

COTTON CLUBへ行ってきた。

http://www.cottonclubjapan.co.jp/

BLUE NOTEをより高級にすることによって差別化したジャズライブハウス。(高級ナイトクラブ?)

それなりの格好で行かないと恥ずかしい思いをすると聞いていたので、それなりの格好(スーツ。)で行ってきた。

土曜の夜の丸の内ということで、確かにみんな着飾っている。
外国人も多い。
気合を入れて派手な格好をして行っても、それほど浮くことはないと思う。

男性はスーツもしくはジャケット、女性はおしゃれなワンピにストールを巻いておけば間違いないと思う。

外国人はフリースでも問題なさげ。。


今日のステージは「JANITA」ジャニータ

Janita(vo), Tomi Sachary(key,g,back vo), Nicholas D'Amato(b,back vo), Tobias Ralph(ds), Gilad Dobrecky(per)
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フィンランド出身、ニューヨークで活躍する
スムース・ジャズ~オーガニック・ソウル注目の美人シンガー
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とのこと。

ジャニータの滑らかでソウルフルな歌声が爽快。
さらに、腰とステップの動きがリズムに乗ってキレていた。

パーカッションはアドリブがすごい。(適当?!)

ヴォーカルが目立つのは当然だが、バンド全体を見てもそれぞれ個性があってよかった。

とにかく満足。楽しい時間を過ごして終電に乗る。。

2007年1月12日

ルービンシュタイン:ショパン全集

20世紀の巨匠、ルービンシュタイン。

偉大なるピアニストであり、ショパン弾きとしても有名な彼のショパン全集。

世の中にはショパン全集がたくさん出ており、さらにルービンシュタインのショパン全集にも複数の製品がある。

その中で選らんだのがこれ。

Amazonでは在庫がないようなので、HMVのリンクを貼っておく。

http://www.hmv.co.jp/Product/detail.asp?sku=66223

淡々と弾いているようで、決して淡白な演奏ではなく、真似のできない深い味わいがある。
さすがとしかいえない。

ただし、全集のくせにエチュードが入っていないので要注意。
どうやらルービンシュタインはエチュードが苦手だったらしい。。

それでも満足できる演奏がここにはある。

ショパン全集が欲しいと思っている方はご参考までに。

2006年9月 8日

ホロヴィッツ:アーティスト・オブ・ザ・センチュリー~世紀の名演奏家1

ホロヴィッツのベストアルバム。
CD2枚組みでお買い得。

曲はショパン、スカルラッティ、リストなど盛りだくさん。

ホロヴィッツを初めて聴くとまず驚くのが、激しく破壊的な爆音。
音が割れ、スピーカーの悲痛な声が聴こえる。(一部の曲だけかな)

それでいて演奏は破綻せず、華麗で繊細さも同時に兼ね備えているのがなんとも不思議。

素晴らしい技巧と表現力だと思う。

観客の度肝を抜いてやろうという彼の心意気を感じる。
自分も、まんまと度肝を抜かれた。

2006年8月12日

ヒラリー・ハーン:エルガー ヴァイオリン協奏曲

ヒラリー・ハーンのアルバムだが、冒頭からのオーケストラも素晴らしい。
まずこの最初の数分でエルガーの世界に惹きこまれる。

そしてしばらくしてからヒラリー・ハーンのヴァイオリンが登場するのだが、そこからが本当の始まり。
ハーンらしい艶やかな音色と華麗なテクニックに魅了される。

クラシックというジャンルの美しさを存分に堪能できる1枚。

2006年8月 3日

Bill Evans Trio:ラストレコーディングⅠⅡⅢ



タイトルの通り、亡くなる直前に録音された正真正銘のラストレコーディング。

エバンス本人は、死を予感していたのだろうか。
どういった心境で演奏していたのか想像できない。

いつも通り素晴らしい演奏からは、死の前兆は感じられなかった。

バラエティー豊かな選曲のため、3枚あれば、エバンスとJazzの魅力を十分楽しむことができる。

2006年7月 9日

CD・DVDラック

CD・DVDラック
CDがいっぱいになってきたので、新たなCDラックを作る。

どうせならDVDも入るようにCD・DVDラックにしてみた。
光沢感のある黒と、縦横どちらにも置けるデザイン。

縦置きなら上段がCD、下段がDVD。
横置きなら全部CD。

デザイン+機能。

このラック、作ってみたはいいがDVDの収容力が全然ない。
結局CDラックとして使うことにしている。

デザイン的には縦が好きなので、下段はCD横置きという微妙な収納になってしまう。。

2006年6月28日

KEITH JARRETT:THE KOLN CONCERT

キースのピアノソロ演奏のライブ盤。
神が降りたと形容するとウソくさいが、神が降りたとしか言い表せない演奏。

トランス状態は、極度の集中から成せる業なのだろうか。
人間の未知な領域を垣間見ることができる。

ピアノ好きはもちろん、そうでない人も、神が降りた演奏は一聴の価値がある。
キースの魂の叫びが聞こえる。

2006年6月20日

Gary・Cooper、Rachel・Podger:Mozart Complete Sonatas for Keyboard & Violin, Vol. 1,2,3 [Hybrid SACD]



非常に明るくて元気のある音が印象的。
録音レベルも高く、高温の伸びを綺麗に聴かせてくれる。

モーツァルトの軽快で楽しい雰囲気がよく伝わってくる。

ヴァイオリンの高音が心地よいという一方で、少しヴァイオリンの主張が強いと思う人もいるかもしれない。

個人的にはモーツァルトらしさが存分に出ていてお気に入り。

どうやらポッジャーは、1739年ジェノヴァのペザリニウス製のヴァイオリンを使用している模様。

2006年6月 2日

内田光子:ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第30番&第31番&第32番

ベートーヴェンのピアノソノタということで、激しさと優美さ(生と死)がうまく表現されている。

30番、31番、32番と、3曲全体をマクロで捉えると非常にメリハリがあって彼女の方向性、主題がみてとれる。

各曲をミクロで見ても、楽章や主題に応じて非常にメリハリをつけている。

特に31番は繊細で優美、32番のアレグロ・コン・ブリオは、激しい主題がこれでもかと言わんばかりに表現されている。

ベートヴェンと内田光子の世界が堪能できる、聴き応えのある1枚。

2006年5月17日

百万ドルトリオ:ベートーヴェン ピアノ三重奏曲第7番 「大公」他

ピアノ:ルービンシュタイン
ヴァイオリン:ハイフェッツ
チェロ:フォイアマン
20世紀の巨匠たちが一堂に会した歴史的名盤。

村上春樹の小説「海辺のカフカ」に登場するので、小説を読んで思わず購入した人も多いはず。

音源が古いので、録音状態はいいとは言えない。
それでも、フランスの宮廷に居るような優美なメロディーに心癒されるだろう。

巨匠たちの本当の素晴らしさを感じるには、やはり個別にCDを聞くことをおすすめしたい。
・ハイフェッツの名盤

個性的な者同士が集まって、全体として常に最高のパフォーマンスが生まれるわけではないので。
サッカーや野球の某チームがいい例かも。

2006年4月21日

ヒラリー・ハーン、ナタリー・シュウ:モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ第32・25・28・42番

ヒラリーハーンのヴァイオリンは高音の伸び、ビブラートが美しい。
とても艶っぽくて深みを感じる。

ヴァイオリンの主張はとても自然で、ピアノが少し譲っているせいかほどよいバランスを保っている。

CDジャケットでは2人が自然な笑顔で歩いているが、やはり相性がいいのだろう。

2006年4月17日

Royal Concertgebouw Orchestra:Stravinsky Petrushka、Rachmaninoff Symphonic Dances, Op. 45

ペトルーシュカも交響的舞曲も個人的に好きな曲。

SACDということで録音の状態がとても良く、ホールの雰囲気や音の響きが気持ちいい。

演奏のレベルも高い。

各楽器の音がクリアでロシア独特の雰囲気を感じることができる。

2006年4月15日

小野リサ:Romance Latino vol.1,2,3



日本人ボサノバシンガーの第一人者である小野リサ。

今回は伝統的なボサノバテイストではなく、ラテンやJazzの曲を「洗練」、「ロマンティック」、「暖かさ」をテーマに3つに分けた3部作構成になっている。

全体的にポップでモダンな印象を受けた。

常に新しいことに挑戦してくれる彼女の姿勢は脱帽もの。

ボサノバの枠を超えて、ワールドワイドな守備範囲の広い3部作になっている。

2006年4月 9日

ユンディ・リ:ショパン・リサイタル

5年に1度のピアノの祭典、2000年ショパンコンクールで1位。
ブーニン以来15年振りの快挙である。

というのも、1995年、1990年は1位該当者無しという結果で、とても厳しくて権威のあるコンクールなのである。


テクニカルで正確な演奏は、正にパーフェクト。

優勝は納得できる結果だ。

ただ、一聴したときの衝撃度の観点で比較すると、ブーニンの方がインパクトがあり強い印象を受けた。
これは好みが分かれるところでもあると思う。

ユンディ・リは完璧でミスタッチも無いが、それが逆に機械的な印象。
ミスタッチを恐れず豪快に演奏した当時のブーニンの方が、人間味を感じてしまう。。

とはいえ、どちらも素晴らしい演奏には変わりない。

2006年4月 3日

ジョセフ・リン~魂のシャコンヌ

透明感があり、とても録音のレベルが高い。
余計な音は何も無い。

そして、演奏時の空気の音が伝わってくる。

ここまで雰囲気が出せるのは素晴らしい。

ジョセフ・リンの演奏ももちろん良い。
お手本のようでクセが無く聴きやすいと思う。
クセが無いといっても、淡々と弾いているわけではなく、彼の「魂」の演奏が伝わってくる。
「魂のシャコンヌ」とはよくいったものだ。

表現力豊かで感情的だが、表現が不自然ではないところが好感できる。

選曲のセンスもgood。

2006年2月25日

レジーナ・カーター:パガニーニ~夢のあとで

「パガニーニの名器」と謳ってるだけあって、ヴァイオリンの音色がとても艶やかで美しい。
誰が聞いてもそのへんのヴァイオリンの音とは一味違うのがわかる。

Jazzヴァイオリンという珍しいジャンルだが、クラシックやラテンのテイストもあって、Jazz入門者でも聞きやすいと思う。

ジャンルを超えて、ヴァイオリンの音色が好きな人には是非おすすめしたい。

2006年2月15日

Norah Jones:feels like home

Jazzヴォーカル?というジャンル分けをされているが、ほぼカントリーミュージックである。

ジャンルの話しは置いといて、とても聴きやすい。

CDの音質に関しては、ヴォーカルの定位がいい。

テレビでもよく使われているが、それも納得の和み系ミュージックである。

ボサノバと比較すると、ボサノバほどの陽気さはないが、ほのぼの和めるといった感じだろうか。。

2006年2月 5日

ハイフェッツ:バッハ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)

一度聴けば、「男」ハイフェッツに誰もが圧倒される名盤。

卓越したテクニックは超個性的で他を寄せ付けない。

この演奏だけは真似できない。

鋭く冷たく疾走するナイフのような弓捌き。

凄いの一言。

2006年1月22日

STAN GETZ・JOAO GILBERTO:GETZ/GILBERTO

SAXといえばスタン・ゲッツ、ボサノバといえばジョアン・ジルベルト。

彼らの夢の共演を収めた名盤。

曲はどれもスタンダードなものが多いが、全体的にボサノバのテイストが強い。
(SAX全開のムーディーな雰囲気というよりは、ボサノバの癒し系。)

SAXなどの金管系の音を敬遠していた人は、SAX全開じゃない本作のような名盤から入ることをおすすめする。

2006年1月10日

Fischer : J.S. Bach Sonatas and Partitas for Solo Violin, BWV 1001-1006 [Hybrid SACD]

全体的にゆったりと丁寧な演奏で心地よい。

音のやさしい響きが印象的で、高音の伸びや録音の残響感に包まれる感じ。
コンサートホールの臨場感が伝わってくる。

やさしい音が好みの人なら、バッハの無伴奏の中でもかなり一押し。

2005年12月22日

ブーニン:衝撃のショパンコンクール

タイトル通り、自分にとって一番衝撃だったCD。

クラシックなんて誰が演奏してもあまり変わらない。。なんて考えはこのCDで払拭すると思う。

ミスタッチを恐れない豪快な演奏は、クラシックとは思えない迫力で、聴く者に強烈な印象を与える。

これだけ個性的な演奏は他ではなかなか聞くことができないと思う。

好みの問題はあるにしても、男なら一度は真似してみたい。

2005年12月 2日

鈴木秀美:バッハ 無伴奏チェロ組曲(全曲)

全体的にテンポはゆったりとしていて、落ち着いた演奏。

録音のレベルが高いため、淡々とした中にも彼の息遣いやエモーショナルな雰囲気が伝わってくる。

エーゲ海を臨む白い家や、アルプスの山小屋で聴きたくなるような、しなやかで豊かな音の表情が素晴らしい余韻を与えてくれる。

それは、バッハの曲の影響も大きいかもしれない。。

2005年11月24日

PAUL CHAMBERS:BASS ON TOP

ポール・チェンバースのベースの魅力が詰まったベースだらけの1枚。

Jazzのベースといえば指で弾くのが普通だが、1曲目でいきなり弓弾きを聴かせてくれる。

当然低音の量感がすごい。
溢れ出す低音。

メロディーラインもたくさん弾いているので、ベース好き、低音好きなら間違いなく買うべき1枚。

2005年11月10日

ワイセンベルク:ドビュッシー ピアノ名曲集

ドビュッシーのピアノ名曲集。
特にベルガマスク組曲が最高。

ワイセンベルクは、とても滑らかでクリアな演奏。

流れるようなメロディーは美しくて心が癒される。
特にピアニッシモの表現がいい。

ただ、曲によってはちょっとスピード感があって速すぎなぁと感じる部分もある。

こんなに速く弾けるなら自分も弾いてみたいものだ。

2005年11月 4日

CDラック

CDラック
大きすぎず、小さすぎず、シンプルなCDラックが欲しい。

探してみると意外と無かったので作ることにする。

板5枚用意して釘を打つだけなので、誰でも作れると思う。

・CDが増えて困っている人。
・CDが地面に山積みになっている人。
・なんとなく、ものづくりがしたい人。
・ひまな人。

簡単なので作ってみては?

1点言い忘れたことが。。

塗装は面倒くさい。
においもくさい。
けっこう大変。

ただ、一番完成品に魅力を出せる作業なので、塗装にこそこだわってほしい。

自分のCDラックは微妙なこげ茶とマット感を出すために、2度塗りとやすりがけをおこなった。

2005年10月25日

アルゲリッチ、プレトニョフ:プロコフィエフ 組曲シンデレラ

アルゲリッチとプレトニョフによる豪華共演。

それだけでも聴いてみたくなるが、曲の内容もなかなか。
シンデレラのストーリーをピアノだけで奏でる表現力が素晴らしい。

ピアノ2台による編曲とはいえ、ピアノだけでオーケストラ並みの迫力と細かい情景が伝わってくる。

ピアノの魅力がさらに高まる、おすすめの1枚。

2005年10月23日

小曽根真:新世界

アルバムのタイトル通り、小曽根真が新たな世界を開拓した冒険作。

全てオリジナルの楽曲を用意しているが、これはJazzというジャンルを超えている。

3楽章構成の組曲などがあり、はっきり言ってクラシックだ。

Jazzというジャンルのつもりで聴くとギャップがあるかもしれないが、クラシックの入門用にはいいかも。。

個人的にはJazzもクラシックも好きで、特にピアノの音が好きなので気に入っている。

2005年9月23日

内田光子:モーツァルト ヴァイオリンソナタ第27番・第28番・第33番・第42番

ピアノとヴァイオリンがお互い激しく主張せず、自然で落ち着いた演奏が心地よい。

ピアニスト内田光子さんのアルバムだけに、ピアノにヴァイオリンがもっと従属するのかと思ったが、ピアノが主導的だった印象はそれほど強くない。

かといって、ピアノが弱かったわけではなく、きちんとヴァイオリンを牽引している。

2人のバランス、緊張感が絶妙。

とてもやさしくて繊細な音色を聴かせてくれる。

2005年9月 2日

Bill Evans Trio:Waltz for Debby

「Jazz」、「ピアノ」、のキーワードの中から音楽を探す。
その中でも定番中の定番。
そしてビルエバンスのCDの中でも1、2を争うほどの名盤。

今更説明の必要はない。

ジャンルを超えて誰からも愛され、何度聴いても飽きない。

時が流れても色褪せない普遍性こそ、まさに名盤の証である。

2005年8月24日

Bill Evans:ALONE

ジャズピアニストとして、出すべくして出したソロピアノの超名盤。

天才に自由を与えるとこうなるものか。

特筆すべきは、演奏時間14分半に及ぶ、#5 never let me go である。

どんなインスピレーションが頭の中にあったのだろう。

素晴らしい感性や表現力によって、気がついたら14分も経っていたという感じなのだろうか。

さらに本作は、グラミー賞、最優秀ソロイスト賞を獲得するというお墨付き。

ピアノ好きなら必ず聴きたい1枚。

2005年8月23日

CHARLIE HADEN、KENNY BARRON:Night and The City

アルバムタイトルの「Night and The City」とはよく言ったものだ。

都会の洗練された夜にぴったりな、美しい旋律としっとりした雰囲気。

ベースのチャーリー・へイデンと、ピアノのケニー・バロンによるデュオ演奏。(インタープレイ)

デュオならではの緊張感、ピアノのスイング感などが素晴らしい。

部屋の雰囲気を夜のバーに変えてくれる。

2005年8月22日

Bill Evans Trio:You Must Believe in Spring

エバンスの身内の不幸が曲とシンクロした、とても切なくて美しいメロディーである。

澄み切った透明なピアノが心に染みてくる。

クラシックのレクイエムのような荘厳で物々しい雰囲気とは違い、ジャンルを超えたピアノの美しさの集大成とも言える名盤である。

2005年8月13日

Bill Evans Trio:I WILL SAY GOODBYE

ビルエバンスのCDの中で、何を聴くか迷ったときに頼りになる1枚。

オーソドックスな枠を超えた美しい旋律と、暗すぎないバランスのとれた哀愁感。

何度聴いても飽きない心に響くメロディーは、エバンスにしか成せない業ともいえる。

このアルバムのタイトルには、エバンスが兄の死に別れを告げたという悲しいエピソードがある。

2005年7月30日

THELONIOUS MONK:THELONIOUS HIMSELF

モンクの独特な世界を存分に楽しむことができる名盤。

内容はソロピアノだが、流れるようなメロディーラインがあまり無く、意表を付く音や、理解しにくい独特な雰囲気が続く。

一聴しただけでは心に強く響かないかもしれないが、何故か不思議にファンを惹きつける魅力を持っている。

夜中に流しながら気を張らずに聴いていると、自然とリラックスできる。

全ての人には受け入れられないかもしれないが、強烈な個性と不思議な魅力を秘めた1枚。

2005年7月29日

アルゲリッチ、クレーメル、バシュメット、マイスキー:ブラームス ピアノ4重奏曲第1番

室内楽の傑作。
アルゲリッチ、クレーメル、バシュメット、マイスキーによる夢のカルテット。

非常に音場豊かで鮮やかな音を聴かせてくれる。

それぞれの奏者が個性を出しながらも、主張し過ぎずにうまく調和している。
そのため、4つの楽器の音がそれぞれ綺麗に聴き取れる。

全体の雰囲気も技巧的な表現も素晴らしい。

2005年7月13日

Bill Evans Trio、Toots Thielemans:AFFINITY

ビルエバンスとハーモニカ奏者トゥーツ・シールマンスとの共演。

これがハーモニカの音かと耳を疑ってしまう程、ハーモニカの音色が綺麗でかっこいい。
大人のJazz。大人のハーモニカである。

SAXのような金管系の音色特有な甘い雰囲気を出しているので、金管系の音が苦手な人は入門用に使えるかもしれない。。

ちなみにSAXの演奏も入っているので、金管好きの人は十分楽しめる。
ピアノの魅力も一緒に堪能してほしい。。

2005年7月11日

ANN BURTON:BALLADS & BURTON

Jazzヴォーカル。曲は全てバラード。

モダンな歌声ではなく、オールド感漂う。
ある意味Jazzバラードらしい雰囲気。

美しくて寂しい曲調のものが多いので、しっとり聴ける。

映画、「Kill Bill」で使われている「BANG BANG」なども収録。

Jazzヴォーカルのレパートリーに加えるにはおすすめ。

2005年6月19日

RED GARLAND TRIO:GROOVY

定番とも言えるクラシカルなピアノが、Jazzの魅力を存分に教えてくれるおすすめの1枚。

なんといってもJazzピアノの醍醐味であるスイング感がかっこいい。

定番ながらかっこいいということで、日常的なBGMとしても使える。

2005年5月27日

ソニー・ロリンズ:サキソフォン・コロッサス

ロリンズの代表作という枠を超えて、SAXの代表作、Jazzの代表作と言っても過言ではない。

録音状態がとてもよく、音の定位、立体感が素晴らしい。

奏者がステージの上で熱演している姿が浮かんでくる。
本当に、目の前の、そことあそこにSAXやドラムがいるかのような錯覚を覚える。

JazzやSAXの初心者から上級者まで、幅広く楽しめる必聴の1枚。

ロリンズの、クールなのに熱いテクニックも見逃せない。

2005年5月25日

WES MONTGOMERY:FULL HOUSE

ウェス・モンゴメリーを代表するLive盤であるとともに、Jazzギターの名盤。

「Jazzを聴きたい」という人にも安心して紹介できる、聴きやすくてかっこいい1枚。

かっこよくて、ノリがいいので、場を盛り上げたいときにもぴったりだと思う。

オクターブ奏法や、コード奏法など、モンゴメリーのギターテクニックも随所で光る。

2005年5月19日

JESSE HARRIS & THE FERDINANDOS:THE SECRET SUN

ジェシー・ハリスのアルバムは、ノラ・ジョーンズが好きな人が次にたどり着くアルバムだと思う。

ノラ・ジョーンズの1stアルバム「Come away with me」では、CMソングでも有名な「Don't know why」などたくさんの曲を書いている。

溢れ出すように次々と曲を書く天才ソングライターだ。

彼女とのデュエット曲も収録されている。

ジェシー・ハリス自身のヴォーカルやギターは、どこか素朴でやさしい感じ。
なかなかいい味を出している。

ノラ・ジョーンズのヴォーカルレベルと比べられると少しかわいそうだが。。

2005年5月16日

Bill Evans Quintet : INTERPLAY

ピアノ、ベース、ドラムのトリオに、ギターとトランペットを加えたクインテット。

ピアノ:ビル・エバンス
ベース:パーシー・ヒース
ドラム:フィリー・ジョー・ジョーンズ
ギター:ジム・ホール
トランペット:フレディー・ハバード

5人それぞれのメンバーが最高。

ソロやトリオのスリリングな演奏とは一味違った、懐の深いかっこよさと、迫りくる音楽のパワーがある。

アンダーカレント」でも共演した、ジム・ホールや、若き日のフレディー・ハバードとのインタープレイも素晴らしい。

音に元気があって、個人的にお気に入りの1枚。

2005年5月 2日

オスカー・ピーターソン・トリオ:プリーズ・リクエスト

このCDを聴いてジャズピアノを始めた有名人もいるくらい、ジャズピアノの超名盤。

超名盤だけに飽きない。

アルバムタイトルの通り、ファンからのリクエストに応えて選曲している。
Jazzのスタンダードからボサノバ、ポップスまで選曲のセンスがいい。

録音状態も良いので安心して聴くことができる。

もちろんオスカーピーターソンのテクニックも素晴らしく、どんな人にでもおすすめできる普遍的な魅力を持った1枚。

2005年4月20日

Antonio Carlos Jobim:Wave

ボサノバを気軽に楽しむにはもってこいな1枚。

ボサノバといえばヴォーカルを想像するかもしれないが、本作はインストゥルメンタルになっている。
(1曲だけヴォーカルの入った曲もある。)

心地よく癒される雰囲気がいい。

危ないピアノも、ある意味深い味わいがあっていい。。

さらに、何度聴いても飽きないので、BGMとして流しっぱなしにするのもおすすめ。

2005年4月10日

Bill Evans & JIM HALL : UNDERCURRENT

ピアノ、ベース、ドラムというピアノトリノの常識を覆した、ピアノとギターによる競演。
しかもそれぞれのプレイヤーの腕前は最高峰。

「インタープレイ」の原点ともいえる絶妙なバランスとスリリングな演奏。

クラシックでいう、ピアノとヴァイオリンによる競演である。

ピアノトリオに飽きた人にはとても新鮮で、Jazzに馴染みのない人にはギターから入るきっかけにもなる。

もちろん往年のJazzファンや音楽を愛する全ての人におすすめな名盤。

ジャケットもきれい。

2005年3月16日

RON CARTER:STARDUST

ベーシスト、ロンカーターのテクニックが光る名盤。
低音好き、ベース好きは必聴。

演奏のテクニックもさることながら、自分で作曲まで行っている。

素晴らしいことに、本作ではなんと3曲がオリジナル。

ベースという楽器の枠を超え、本当に音楽が好きな彼だからこそできる業。

2005年2月 9日

Bill Evans:At The Montreux Jazz Festival

繊細で美しいメロディーがエバンスの魅力だが、今回はアグレッシブで力強い演奏を聴かせてくれる。

世界的なジャズフェスティバルでのライブということで気合が入ったのだろうか?
ベースもドラムも同様にテンションが高い。。

「お城のエバンス」と呼ばれる本作は、いつにない力強さから、エバンスを語る上では外せない名盤となった。

2004年10月13日

グスタフ・レオンハルト:3台の歴史的チェンバロの魅力

ドイツ、ゲルマン博物館が所蔵している17~18世紀のイタリア、フランドル、ドイツで製作されたチェンバロによる演奏。

歴史ある重厚な音楽が奏でられる。

それぞれ個性を持った3台の楽器を聴き比べることができるので非常に価値ある内容である。

ヨーロッパの歴史の中にタイムスリップするような、古の魅力が満載。